【広島市アパート2棟塗装工事⑥】A棟鉄部の錆止め塗装と外壁養生／B棟も養生工程へ。仕上げの品質を左右する下準備の日

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【広島市アパート2棟塗装工事⑤】A棟タスペーサー取付完了。B棟は屋根下塗りを終えて養生へ。仕上がりを左右する大切な前工程。

広島市内で進めているアパート2棟の外壁・屋根塗装工事。

今回は、A棟・B棟ともに“仕上がりの美しさを大きく左右する下準備”が中心の作業となりました。

見た目には地味な工程ですが、塗装が長持ちするかどうかは、今日のような下地づくりで決まります。

以下、作業の流れに合わせて画像も並べ替え、詳しくレポートします。

■ A棟｜鉄部の錆止め塗装と外壁養生

A棟では、鉄部の下地処理から錆止め塗装、そして外壁の養生作業を行いました。

鉄部はサビが一度発生すると進行が早く、塗膜の浮き・腐食・破損の原因になります。

そのため、ケレン作業でサビと旧塗膜を落とし、錆止め材で保護する工程は非常に重要です。

▼使用材料：ファインパーフェクトベスト（屋根用）

屋根では日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」を使用。

高耐候・高密着でスレート屋根に最適な屋根専用塗料です。

▼外壁使用材料：ケンエースG-II

防カビ高級塗料「ケンエースG-II」。

湿気の多い外廊下や北面に強い人気塗料です。

▼ビス穴などの補修作業

外壁や破風板のビス穴にはシーリング材を充填し、雨水の侵入を防ぎます。

小さな穴でも放置すると内部劣化の原因になるため、細かい補修を徹底。

▼鉄部ケレン（下地処理）

サビや旧塗膜を落とし、塗料がしっかり密着する状態に整えます。

▼錆止め塗装

ケレン後、錆止め材を塗布。鉄部の長寿命化には絶対に欠かせない工程です。

▼換気フードのケレン作業

換気フードもサビが出やすい部分。

研磨して表面を整え、錆止め塗装へ続きます。

▼換気フードの錆止め塗装

ケレン後、均一に錆止め材を塗布し、白く仕上がった状態。

ここから上塗りに進むことで新品のような状態になります。

▼外壁養生

A棟の仕上げとして、窓サッシや配管まわり、玄関まわりなど、外壁に塗料がはみ出さないよう丁寧に養生を行いました。

養生が乱れていると

・塗装ラインがガタつく

・はみ出し跡が残る

・最終仕上がりの印象が落ちる

ため、時間をかけて丁寧に仕上げています。

■ B棟｜外壁養生の一日

B棟では、朝から夕方まで 外壁全体の養生作業 を進めました。

外壁の面積が広い分、

・窓

・配管

・手すり

・通路

・玄関扉まわり

など養生箇所も多く、丁寧な工程が必要です。

■ 今日のまとめ

🔹 A棟
・鉄部ケレン
・鉄部錆止め塗装
・外壁養生

🔹 B棟
・外壁養生の完了

どちらの棟も、仕上げ工程へ進むための大切な「土台づくり」の日でした。

塗装工事は「上塗りの色」ばかりに目が行きがちですが、実は今日のような 下処理こそが建物を長持ちさせる最大のポイント です。

この積み重ねが、数年後の耐久性や美観にそのまま現れます。