【広島市アパート2棟塗装工事⑩】A棟は外壁上塗り2回目が完了！B棟ではタスペーサー＋天井上塗りが進行中

こんにちは(^^♪　ペイントホームズ山口東店の杉本です。

広島市で進めているアパート2棟（A棟・B棟）の塗装工事は、連日計画通りに進行しており、建物全体の仕上がりが一段と形になり始めています。

今回のブログでは、A棟の外壁上塗り2回目と付帯部の仕上げ、そしてB棟の屋根タスペーサー施工および天井上塗りの様子をご紹介していきます。

👉前回のブログはこちら【広島市アパート2棟塗装工事⑨】A棟 屋根上塗り2回目で仕上がり向上！外壁上塗り1回目・B棟外壁下塗りも進行中

写真とともに、現場の空気感が伝わるよう丁寧にまとめました。

■【A棟】外壁上塗り2回目 ― 塗膜が整い、いよいよ“保護力のピーク”へ

まずはA棟の外壁上塗り2回目から。

外壁塗装は

• 下塗り

• 上塗り1回目

• 上塗り2回目

と重ねることで、塗膜の厚みと耐久性が確保されます。

今回のメイン作業は、その“最終仕上げ”となる上塗り2回目です。

●外壁上塗り2回目

ローラーを使って、凹凸の深いサイディング目地までしっかり塗料を入れ込みます。

1回目ではカバーしきれなかった細かな溝も、2回目で厚みが整い、より均一な仕上がりになります。

●外壁上塗り2回目 別角度

陽の当たり方によって見え方が変わるため、角度を変えて厚みのムラや透けがないか確認しながら進めていきます。

外壁の色味にも深みが増し、艶もほどよく安定してきて、美観と耐候性の両立した塗膜が形成されてきました。

■【A棟】付帯部 上塗り ― 建物の“輪郭”を整える重要な仕上げ

今回の写真には写っていませんが、A棟では付帯部の上塗りも同時進行で行いました。

付帯部とは、

• 雨樋

• 軒天

• 破風板

• 水切り

など、外壁以外の細部パーツのことです。

外壁が美しくても、付帯部が劣化したままだと建物全体が古く見えてしまうため、外壁と同じ質の塗り重ねが必要になります。

この日のA棟では、外壁と色の相性を確認しながら、全体のバランスを整えるよう丁寧に塗装を進めました。

■【B棟】屋根タスペーサー施工 ― 雨漏りを防ぐ“縁切り”の必須工程

続いてB棟の作業内容です。

屋根塗装で欠かせない工程のひとつが タスペーサー（縁切り部材）の取付け です。

スレート屋根は塗装すると表面が密着してしまい、雨水が抜けるための“縁”が塞がれてしまいます。

すると…

• 水が逆流して雨漏り

• 内部腐食

• 部分的な浮きや反り

といったトラブルにつながる可能性があります。

それを防ぐために差し込むのが タスペーサー です。

●タスペーサー施工①

職人が手でスレート1枚1枚の重なりを確認しながら、適切な位置に差し込んでいる様子です。

屋根材の厚み・勾配・重なりを把握していないとできない高度な作業で、見た目以上に繊細な技術が要求されます。

●タスペーサー施工②

複数箇所を均等に施工することで、全体の排水バランスも安定します。

タスペーサーは“見えないヒーロー”とも呼ばれ、仕上げ後はほとんど見えませんが、最も雨漏りを防ぐ効果が高い工程のひとつです。

●使用したタスペーサー

今回使用したのは「タスペーサー02（ブラック）」

塗装後でも目立ちにくく、屋根の素材とも相性の良い万能タイプです。

■【B棟】天井（軒天）上塗り ― 仕上がりの印象を大きく左右する部位

B棟では、屋根のタスペーサー施工と並行して 天井（軒天）の上塗り 作業も実施しました。

軒天は外観の中でも意外と“劣化が目立ちやすい”場所で、

• 黒ずみ

• カビ

• ひび割れ

• 旧塗膜の剥がれ

などが出やすい部位。

そのため、外壁と同じタイミングで必ず塗装を行います。

■まとめ ― A棟は外壁が仕上がりレベルに、B棟も屋根・天井が大きく前進

今回の工事で大きく進んだ内容をまとめると…

A棟

• 外壁上塗り2回目が完了 → 塗膜の均一性・耐候性が大幅アップ

• 付帯部の上塗りで外観全体の印象が整う

B棟

• 屋根タスペーサー施工 → 仕上がり後の雨漏りリスクを確実に低減

• 天井上塗り → 清潔感ある明るい仕上がりに

工事は順調に進んでおり、建物全体の雰囲気が日を追うごとに変化してきています。

次回は、B棟の屋根上塗りと、A棟の細部仕上げをご紹介できる予定です。

引き続き、広島市アパート2棟の塗装工事を丁寧に進めてまいります。